こんにちは。なにゆえ株式会社 代表の山本洋輔です。クリエイティブやマーケティングのご相談を多くお受けする中で、「うちが集客するのに最も適した方法ってなんですか?YouTubeですか?メルマガを始めたほうがいいですか?」という質問をいただくことがあります。
WHYから考える重要性
ビジネスにおいて、SEO対策や導線設計、SNS発信などのマーケティング施策はとても重要です。しかし、今一番重要なのは、【WHYから考え始める】ことなんです。どういうことでしょうか?まずは、すぐに自社に当てはめて考えていただける、3ステップをお伝えします。
3つのステップ
- なぜ自社はその事業を行うのか (WHY)
- どんな顧客・協業者と付き合うのか (WHO)
- どんな価値をどのように提供するのか (HOW,WHAT)
順番が大切
ここで重要なのは「順番」です。STEP1,2「WHY」「WHO」から考え始めることで自社ならではの強みや動機、意味を発見できます。しかし多くの企業が常に考えたり磨いたりしていて得意なSTEP:3「HOW」「WHAT」から考えてしまいがちです。
STEP:3で扱うのは技術や価格といった比較可能なもの。ゆえに競合他社と戦うことになります。しかし、WHYは比べるものではありません。
- 積み上げてきた実績
- 情熱を注げる理由
- 自分たちがやる意味
これら他社が真似できない要素を適切に組み合わせて表現すれば、共感した人が集まってきます。そこには「売り込む/売り込まれる」という関係性ではなく「共に創る」という新しい感覚があります。スゴイから選ぶのではなく共感するから選ぶのです。特に、Z世代と呼ばれる新しい消費世代はこの傾向が顕著であると言われています。
まとめ
これから企業ブランディング、事業ブランディングを構築していきたいと考えているのであれば、HOWやWHATの前に【WHY】から考え始めてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。
山本洋輔
なにゆえ株式会社
代表取締役