こんにちは。WHYから始まるブランディングで、同業他社がいても比較されずに選ばれる会社づくりを支援するなにゆえ株式会社の代表取締役、山本洋輔です。
本日は、「自分で動画を撮影するときはアングルに注意しよう!」という内容についてです。
企業にとって動画は欠かせない発信ツール
今や、企業の情報発信において動画は欠かせないツールになっています。
スマホで簡単に動画が撮れる時代において、YouTubeやTikTok、InstagramといったSNSで動画を活用して、自社の魅力やサービスの特徴をアピールしたり、価値観や考え方を表現することでファンを増やしたりすることができるようになりました。撮影や編集をプロに頼まずに自社内で作ってしまうケースもとても増えており、弊社代表の山本も何度か動画内製化をテーマにしたセミナーに登壇しています。
しかし、動画の撮り方次第で意図しない印象を与えてしまうことがあることをご存知でしょうか。
カメラの角度で印象が変わる【3つのアングル】
映像・動画撮影において、最も基本的な演出方法にカメラアングルの使い分けがあります。
アングルとは対象を撮影するカメラの角度のことです。このアングルによって、視聴者に与える効果が違うと言われています。
俯瞰(ふかん)
上から見下ろすアングル。弱い感じ自信なさげに映ることもあるので、オンラインでの商談や代表者のメッセージ動画を撮影する場合は避けるとよい。
アイレベル
目線の高さのアングル。通常の高さであり、親近感や公平さを表現できる。フラットな立場で相手と向き合いたい場合などに選ぶとよい。
あおり
下から見上げるアングル。迫力や権威性を表現する際に効果的だが、高圧的な印象を与える場合もある。特にZoomなどのオンラインミーティングの際、ノートPCのカメラを使用するとあおりの角度になりがち。
アングルの使い分けに注目して映画やドラマを観てみよう
以上のように、カメラの角度だけで印象が大きく変わるのです。
映画や映像のプロは、すべてのカット(切れ目なく撮影された、映像の最小単位)に意図を持って撮影しています。映画やテレビドラマをよく観察してみると、アングルをうまく使い分けて登場人物の関係性や心情を表現していることがわかるかと思いますので、ぜひ注意してみてください。
誰もが動画を撮影できる時代ですが、アングルを使い分けることができる人は多くありません。
しかし知ってさえいれば、難しいことではありませんし、少し気をつけるだけで伝えたいメッセージが伝えやすくなります。ご自身で撮影をされる場合は、ぜひアングルの使い分けを試してみてください。
このような細かい意図を積み重ねることも、ブランディングのひとつのあり方ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!